親しい間柄にある男女間、一般的には配偶者や恋人である、またはあった者による暴力と脅かしによる支配とコントロールであり「安心」「自信」「自由」を奪う重大な人権侵害の犯罪です。
DVの表れ方としては
- 身体的暴力:殴る、蹴る、物を投げるなど
- 心理的暴力:大声で怒鳴る、罵る、脅かすなど
- 性的暴力 :性行為を強要する、避妊に協力しないなど
- 経済的暴力:生活費を著しく制限したり与えない、借金を繰り返すなど
- 社会的暴力:女性の行動を制限、友人に会わせないなどの社会的隔離
DVの背景にあるのは、性差別社会とも言えます。
またDVする側の「気質」「精神疾患」が考えられます。
暴力的関係を断ち切れない理由として
- 経済的に依存
- 子供への影響
- 夫またはパートナーが変化することへの期待
- 繰り返される暴力からの心理的影響
などが考えられます。
DV被害者の心理や影響
無力感、自責感、罪悪感、恐怖により自己決定ができない、自尊心の低下、自分の価値観の低下へと陥ります。
またDVによる影響は被害者だけではなく、目撃した子供、そのような環境の中にいる子供にも、情緒不安定、うつ、無気力、不登校、引きこもり、いじめなどの影響を及ぼします。
“このままでいいのでしょうか!?”
“本当にあなただけが我慢していれば解決する事なのでしょうか!?”
心の奥底には 逃げたい!そんな思いがありませんか?
あなたは悪くありません!!あなたの存在は大切なのです。
怯えることなく安心した毎日を過ごす、これは平等の権利なのです。
暴力での支配は、絶対に許されることではないのです。